アルテ

16世紀初頭のルネサンス期。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの巨匠が活躍したルネサンス文化の中心地、フィレンツェから物語は始まる。
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フィレンツェの裕福でない貴族の娘であるアルテは絵を描くことにのめり込んでいた。父が亡くなり、男に気に入られて結婚し「まともな生活」を送ることを望む母と反発し、アルテは家を飛び出す。画家となるべく画家工房を回るが、アルテが女であるというだけで相手にもされない。
唯一、自分の絵を見てくれたレオの工房に引き取られるが、レオは貴族娘の我儘と思い、弟子にするつもりもなく「テンペラ画の地塗りを一晩で20枚作る」という無理な課題を命じる。翌朝、課題を仕上げたアルテにレオは画家を目指す動機をたずねたところ、「職人(画家)になるのが目標ではなく、自分自身で生きる道筋をみつけたい」と答えた。レオは自身が物乞い出身であり、アルテと似たような動機で画家を目指したことから、アルテの弟子入りを許す。
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